お金なんていらないもっと大切なものがあるからって本当?
お金は生きていく上で大事なものです。
食べることも寝ることも、お金なしではやっていけない世の中です。
でも時に、お金なんていらないと言う人、いますね。
生きていくのにはお金よりも大事なことがある、お金だけに神経を使うのはもったいない、などという人です。
実際これも大事です。
お金のことばかり気にして、お金の残りを考えて陰気になってしまったりするよりも、時には呑気になることも必要です。
老後のお金の心配をするあまりに、鬱になったりしては主客転倒とも言えます。
なので特には、お金なんていらない、と自分に言い聞かせることも大事ですね。
しかし実際に、お金というのはいらないものでしょうか。
残念ですが、今の日本に暮らしている以上は、生活費に足りるだけのお金は必要になります。
屋根の下で寝て、生きていく上で必要なものを食べる、それだけのお金は必要なんです。
意地悪な考え方ですが、お金がいらないという人の場合、この必要なお金がすでにある人、そう考えて間違いないですね。
暮らしていけるだけのお金があれば、これ以上は特に必要ないということを明言する、これはあって当然です。
実際、お金に本当に困っている人のほうが、お金に対する執着は強いです。
特にお金はいらないというのは、お金に困っていない、これ以上は特に必要ないと考えている人によくある思考形態なんです。
なので、お金なんていらないよ、と言う人がいても、自分が恥ずかしいなどと思ったりするのは止めましょう。
だって実際、お金は必要です。
いらないという人がいたら、じゃあそれくださいと言ってみてください。快くくれる人は、まずいません。
必要以上のお金はいらない、そういう人がいたら、この人はお金という面で信用のできる人、正直な人と思って間違いありません。
またそれを言う相手にも、きちんと気遣いにできる人だということです。
もし十分なだけのお金が手元にあったら、これ以上のお金はもういらない、と自分に言い聞かせることで自分も豊かになることが出来ますよ。